「利用者」なのに、毎日「明日もよろしくお願いします」と言われる話

就労継続支援B型に通い始めてから、ずっと不思議に思っていることがある。

代表とのやり取りだ。

私は制度上は利用者である。

支援を受ける立場だし、事業所から見ればサービス利用者の一人だ。

なのに、毎日のやり取りがどうにもそんな感じがしない。

ある日のやり取りはこんな感じだった。

「本日はありがとうございました。明日もよろしくお願いします。」

すると代表から返ってきたのは、

「畑中さん本日はお疲れ様でした」

「明日もよろしくお願いします☺️」

だった。

毎回思う。

いや、利用者に言う言葉か?と。

もちろん制度上の関係が変わるわけではない。

私は利用者だし、代表は支援者だ。

だけど言葉の温度が少し違う。

もし完全に「支援する側・される側」という関係なら、

「また明日お待ちしております」

とか、

「ゆっくり休んでくださいね」

とか、

そういう表現になりそうな気がする。

ところが実際は、

「確認いたします」

「お疲れ様でした」

「明日もよろしくお願いします」

である。

なんだろう。

福祉施設というより、少しだけ職場に近い。

もちろん一般企業とも違う。

でも、「一緒に何かを作っている人同士」の空気がある。

考えてみれば最近やっていることもそうだ。

ポスターを作ったり。

ショート動画の台本を書いたり。

チャンネル分析をしたり。

Zoomで改善案を提案したり。

気づけば私は「支援を受ける人」だけではなく、「一緒に考える人」になっていた。

代表からすると、

利用者という認識もあるだろう。

でも同時に、

「この人は考えて提案してくれる人だな」

という認識もあるのかもしれない。

だから毎回、

「明日もよろしくお願いします」

になる。

なんだかそれが面白い。

私はずっと、働くか休むかの二択で考えていた。

会社員になるか。

働けない人になるか。

そのどちらかしかないと思っていた。

でも実際は違った。

支援されながら働くこともある。

休みながら貢献することもある。

利用者でありながら、仲間のような距離感になることもある。

白か黒かではなく、その間のグラデーションが存在する。

もしかすると私が探していた居場所は、こういう場所なのかもしれない。

「働ける人」になることでもなく、

「支援が必要な人」になることでもなく、

ただ今日できることを持ち寄って、

帰り際に

「お疲れ様でした」

「明日もよろしくお願いします」

と言い合える場所。

そんな場所があることを、私は最近知った。