6本作ったのに満足しない日

今日、台本を6本作った。

冷静に考えると結構すごい。

ネタを選んで、構成を見て、セリフを確認して、違和感があれば直して、タイトルやサムネ案まで考える。

単純作業ではない。

それなのに、6本終わったあとに出てきた感想は、

「やったー!」

ではなく、

「で、次は?」

だった。

自分でもちょっと笑ってしまった。

数か月前の私なら、1本できただけでも満足していたはずだ。

それが今では6本作っても、どこか物足りない。

最初は不思議だった。

もっと作れば満足するのかなと思った。

でも最近、少し違う気がしている。

私は成果物そのものよりも、「仕組み」を作る方に興味があるのかもしれない。

台本が1本完成することも嬉しい。

でも本当に面白いのは、

「どうしたらもっとスムーズに作れるだろう」

「どうしたら再現性が上がるだろう」

「どうしたら量産できるだろう」

を考えている時間だったりする。

だから台本が完成した瞬間に終わらない。

むしろ、

「この流れ、もっと改善できそう」

という新しい課題が見つかる。

満足しないというより、興味の対象が次へ移動しているだけなのだ。

ゲームで例えるなら、モンスターを倒すことよりも、効率のいい育成ルートや攻略法を見つける方が好きなタイプ。

だからレベルアップしても、

「次はどんな構成にしよう」

と考え始める。

終わりがない。

でも、それは悪いことでもない。

以前の私は、

「頑張っているのに満足できない」

と少し不安になっていた。

今は、

「ああ、私はそういう生き物なんだな」

と思う。

作ることも好き。

でも、それ以上に。

理解すること。

整理すること。

構造化すること。

改善すること。

そっちの方が好きなのだと思う。

だから今日の6本は、ただの6本じゃない。

自分が何にワクワクする人間なのかを、また少し理解できた6本だった。