最近ふと思った。
私はテレビがあまり好きじゃない。
もちろん全部じゃないし、ドキュメンタリーや長時間インタビューは結構好きだ。
でも情報番組やニュース番組を見ていると、なんだか物足りなくなる。
「で、その先は?」
と思ってしまう。
—
例えばニュースで、
「物価が上がっています」
と言われる。
いや、それは見れば分かる。
スーパーに行けば分かるし、レシート見れば分かる。
私が知りたいのはそこじゃない。
なぜそうなったのか。
この現象をどう見るのか。
今後どんな影響がありそうなのか。
別の見方はあるのか。
そんなことが気になる。
—
テレビではよく、
「大変ですね」
「今後の対策が求められます」
という締め方をする。
もちろん間違ってはいない。
でも私はいつも思う。
「それは私でも分かるやろ」
と。
むしろ、
「私はこう考えています」
という視点が聞きたい。
正解が欲しいわけじゃない。
その人がどう考えたのかが知りたい。
—
よく考えたら、私は昔からそうだった。
人の結論よりも、そこに至る過程の方が面白い。
誰かが成功した話より、
どうやってそこまで辿り着いたのか。
どこで悩んだのか。
何を見て判断したのか。
そっちの方が気になる。
—
だから私は長時間インタビューが好きだ。
ラジオも好きだ。
雑談配信も好きだ。
メイキング映像も好きだ。
編集された完成品よりも、
その人の思考が見える瞬間に惹かれる。
言葉に詰まるところ。
迷うところ。
矛盾するところ。
そういう「生の部分」の方が面白い。
—
そして気づいた。
私は情報を集めたいわけじゃない。
視点を集めたいのだ。
「この人はこう見ているのか」
「そんな考え方があるのか」
そういうものに興味がある。
だからニュースを見ても、
出来事そのものより、
それをどう解釈するかに興味が向く。
—
たぶんこれは、普段の壁打ちも同じだ。
私は答えが欲しくて考えているわけじゃない。
考える過程そのものが好きなのだ。
だから自己理解も、
働き方も、
人間関係も、
ずっと掘り続けてしまう。
—
テレビがつまらないのではない。
テレビは多くの人に向けて作られている。
短時間で分かりやすく。
誰でも理解できるように。
それはそれで大切な役割だと思う。
ただ、私が求めているものとは少し違う。
—
私は「情報」より「視点」が欲しい。
「何が起きたか」より、
「なぜそうなったのか」が知りたい。
そして何より、
人がどう考えているのかを知りたい。
そんなことを考えながら、
今日もまたテレビより壁打ちをしている。笑