何もしてないつもりなのに、やりすぎていた日

今日も今日とて。

そんな一日だった。

特別な予定があるわけでもない。

イベントがあるわけでもない。

だから私は普通の日だと思っていた。

でも夜になって振り返ったら、全然普通じゃなかった。

まず台本を6本作った。

疲れた。

普通に疲れた。

そのあと散歩に行った。

そして母の車に乗ってドライブした。

さらにまた散歩した。

気づけば散歩2回。

途中でカフェラテも買った。

ファミマに寄ったらパトカーが2台止まっていて、警察官が4人くらいいた。

何があったのかは知らない。

でも気になった。

めちゃくちゃ気になった。

家に帰ったらハムスターが床材を口いっぱいに詰め込んでいた。

そのまま家に帰るのかと思ったら、なぜか回し車を走り始めた。

当然、口から床材がボロボロ落ちる。

本人も困ったらしく、慌てて拾ってまた口に詰め直していた。

何をしているんだろう。

本当に何をしているんだろう。

でも可愛かった。

こうして書き出してみると、普通の日どころではない。

結構いろいろ起きている。

それなのに私は夕方まで、

「今日も今日とてだなぁ」

と思っていた。

たぶん私の中でのイベント基準がおかしい。

旅行とか。

転職とか。

人生が変わるレベルの出来事じゃないと、イベント認定されない。

でも本当は違う。

散歩した日も人生だし、

カフェラテを飲んだ日も人生だし、

ハムスターが荷物をぶちまけた日も人生だ。

人生って、案外そういう細かい出来事でできている。

何もしていないと思っていた一日も、

振り返ると結構生きている。

むしろ最近は、そういう日が増えた。

昔みたいに何かを追いかけ続ける毎日ではない。

だけど止まっているわけでもない。

散歩して、

考えて、

作って、

笑って、

少し休む。

そんな毎日だ。

そして夜になる。

「今日は何もしてないな」

と思いながら振り返る。

すると大抵こうなる。

いや。

結構やっとるやん。